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Dr.倫太郎。第1話感想視聴率。春菜の演技に号泣する人続出

      2015/04/23

近藤春菜
女優としての才能。

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2015年4月15日に日本テレビ系列でスタートした堺雅人主演×脚本家中園ミホの春ドラマ「Dr.倫太郎」

『ある精神科医が繰り広げる大人のエンターテイメント』と銘打ち、堺雅人が洞察力に優れた精神科医を演じ、現代社会に生きる人々の心の闇を解きほぐしていくというストーリー。

患者の闇を解決していくのは、一話完結で、毎回ゲストが患者として出演することでも話題になっている。

ドラマのスタートを切る第1話のゲストは、阿川繭子(アガワマユコ)を演じた芸人の近藤春菜(ハリセンボン)。職場でのプロジェクトリーダーに抜擢されたことがきっかけで、陰湿ないじめに遭ったことから、重度のうつ病になってしまった女性、という設定であった。

 

 

 

 

第1話あらすじ
繭子のエピソード

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ドラマ冒頭、飛び降り自殺をしようとしていた現場に居合わせた倫太郎に救われたことから、彼の患者として関わることになった。

1度目の来院では、母親に連れられて、救われたことに対するお礼を言いに来た。その際には、まだ心を閉ざしていて、触れようとした倫太郎から逃げ去ってしまう。

2度めは、職場でのいじめ(SNSを使った中傷)がきっかけになり過呼吸から倒れ、救急車で運ばれた。別の病院に搬送されるところ、繭子の希望で倫太郎の元へ運ばれる。

しばらくは興奮状態であったものの、落ち着いてから倫太郎の診療を受けることに。

その中での堺雅人と近藤春菜の演技のやりとりが圧巻であった。

感情を吐き出せない繭子に、氷を使って痛みを疑似体験させ、気持ちへの共感を伝え、心を開いていく倫太郎。呼応するように感情が爆発する繭子。

 

繭子のセリフ

教えて。誰か教えて。

アタシなんでみんなに嫌われたのかなぁ?

ワタシなんか、悪いことしたかなぁ?

なんで嫌われたの?

ねぇどうしたら。。。先生、教えてください

ワタシ、悪いところなおすから。

頑張って直すから。

なんで?ワタシなんで嫌われた?

出典:Dr.倫太郎

泣きながら崩れ落ちる近藤春菜の演技は、リアルな臨場感を伴っていた。そしてそれは、同じ気持ちを味わった人や、そういったシチュエーションを経験したことのある人達の心に大きく反響した。

 

癒やしと痛みとイライラ

視聴者の感想は

その反応は大きく2つに別れた。どちらも心に大きく響いたのは間違いないが、片方は繭子が癒やされていくことで『自分も癒やされた』という共感と、もうひとつは『観ているのが辛すぎる』というものだった。

共感系

 

 

 

 

 

 

辛すぎた系

 

 

   

 

 

それでも観てしまうドラマ

 

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このDr.倫太郎は、癒やされたい人も、シンプルにストーリーに興味をもった人も、続けて観続けるであろう『秀逸なドラマ』だ。

しかし、今現在、進行形で精神疾患を抱えている人には、ダイレクトに響きすぎるシーンが多いだろう。そして、倫太郎の様な精神科医がいないこと、実際に自分が受けている診療が全然違うこと、今、自分が抱えている苦しみから開放されていないことを刺激され、苦しい思いをしてしまうと思われる。

だが恐らく、第2話も観てしまうだろう。なぜなら、みんな心が共振するものを求めているからだ。それが、良い方(ポジティブ)な振動であっても、悪い方(ネガティブ)な振動であっても、だ。

2015年春ドラマは、メンタリティーをテーマに扱うものが多いが、その中でも最も期待値の高いドラマであると言える。

今後の展開により、両者とも盛り上がっていくことが予想される。

 

視聴率や相関図はこちら。

Dr.倫太郎。視聴率あらすじキャスト相関図。原作発表と主題歌も?

 - Dr.倫太郎, ドラマ, ネットで話題

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