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情熱大陸キングダム原泰久のお参りする山の石碑は信仰の場所だった

   

キングダム原泰久が出演した情熱大陸

2016年10月29日放映された情熱大陸で、5ヶ月に及び密着取材を終え、満を持して、キングダムの作者である原泰久さん(41)が登場した。

アメトーークキングダム芸人

アメトーークキングダム芸人

出典:image.itmedia.co.jp

キングダムと言えば、アメトーーク!で『キングダム芸人』(2015年5月28日放映)として取り上げられるほど、読めばハマる中毒性のある大人気青年漫画だ。

2016年10月31日現在、単行本は44巻まで出ているが、秦の始皇帝が中華統一するまでのストーリーとしてはまだまだ半分にも至っていない。アメトーークでもケンコバとサバンナ高橋が「終わるまであと10年かかるらしい」と話していたが、情熱大陸でもその話を裏付けるように、番組の最後に「このペースでいくと、キングダムはあと10年はかかるのだとか。」というナレーションで締めくくられた。

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作者である原泰久さんはあまり前に出ることが少ない。(そもそも漫画を書き続けているのだから当たり前だが。)その人となりが情熱大陸を通じてファンのもとへ届けられた。その人柄は、とても穏やかで達観しているとも思える言動が多かった。

よく執筆の合間にお参りするという子供の頃からの馴染みの石碑でお参りした際の言葉に全てが表されている。

「お導きくださいという一言しか言わないですよ。コレを成功させて下さいって絶対に言わないようにしてて。なんかわからないですけど、『良い方に導いてください』ってのしか言わないですよ(笑)僕の良い方ではなくって、なんかわかんないですけど『良い方に』ってゆう。僕が良い方にじゃないんですよ。なんか、もっと大きな意味合いで『良い方に導いてください』って小っちゃい頃から・・・」

出典:情熱大陸

 

あの石碑はどこにある何の為の場所なのか?

番組を観ていて、気になった方も多いのではないだろうか?あの特徴的な石碑。番組内で映り込んでいた熱心にお参りしている高齢(に見受けられる)の男性。神聖な雰囲気の漂う、なんとなくどこかキングダムの世界観とも似通っている山頂の風景であった。

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出典:Wikipedia

この場所は、原さんの生まれ故郷に程近い福岡県筑紫野市と佐賀県三養基郡基山町にまたがる基山(きざん)の山頂にある。古代山城(朝鮮式山城)である基肄城(きいじょう)の城跡である。

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石碑は「霊霊石(タマタマ石)」とも呼ばれ、基山のご神体とも言われている。日本書紀にも登場している基肄城は、白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗した後、大和朝廷が倭(日本)の防衛のために築いた古代山城である。キングダムの時代とは異なるが、日本の歴史の中でキングダムの様な戦国武将の時代を彷彿とさせるのではないだろうか。

友人や昔の同僚をモデルにしてキャラクターを描いているという原さん。もしかすると、地元の方から今でも厚い信仰のあるこの場所も、キングダムに何度も登場しているのかもしれない。

 - エンタメ系, カルチャー, キングダム ,

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