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ミスターがチームナックス全員招集。鈴井貴之監督ドラマ大泉洋ら出演

      2015/04/07

TEAM NACS 全員集合!

ドラマ『不便な便利屋』で。

俳優・岡田将生主演で、タレントであり放送作家でもあり、映画監督でもある通称『ミスター』こと鈴井貴之が脚本と監督に初挑戦する4月10日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『不便な便利屋』(毎週金曜24:12~)。連続ドラマの監督は自身初となるが、その中で様々な挑戦をしている。

その中のひとつと言っても良いだろう。鈴井貴之が取締役会長を務める株式会社CREATIVE OFFICE CUEに所属する演劇ユニット・TEAM NACS(チームナックス)のメンバー全員がドラマ内に出演することが2日、明らかになった。

すでにレギュラー出演が決定している森崎博之に加え、問題のあるレストラン(フジテレビ系)のハイジ役の安田顕、「すべてがFになる」(フジテレビ系)鵜飼大介役の戸次重幸、次期連続テレビ小説「まれ」(NHK)に出演が決定している大泉洋、「大河ドラマ 花燃ゆ」で品川弥二郎役の音尾琢真がゲスト出演する。

すでにメンバーそれぞれが全国区で活躍している中、深夜帯のドラマでありながら、豪華なゲスト陣の顔ぶれとなった。

 

チームナックスとは

北海学園大学演劇研究会出身の5人による演劇ユニット。左から、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真。

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 出典:http://www.teamnacs.com/

NACSは、「North Actors Club Special」の略称となっているが、先に決まっていた「NACS」という名前に意味を付けようとして半ばこじつけられた ネーミングである。
初演「LETTER~変わり続けるベクトルの障壁」(1996年)より、公演を重ねる度、確実に動員数を増やし、「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」(2004年)にて、初の東京公演。
以降「COMPOSER~響き続ける旋律の調べ」(2005年)、「HONOR~守り続けた痛みと共に」(2007年)とさらに動員数を増やし、大泉洋が作・演出を手がけた「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」(2009年)では、全国6都市64ステージを駆け抜け、53,000人を動員。
2011年、TEAM NACSは15周年を迎え「5D -FIVE DIMENSIONS-」として、5人5様=5次元のエンターテインメントを上演、60,000人を動員。2012年には森崎博之が5年ぶりの演出となる「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」を全国18都市で開催。

出典:http://www.teamnacs.com/

また、2015年夏には、3年振りの本公演が決定している。脚本・演出で話題のクリエーターとコラボレーションにより、新たなチャレンジが観られるとのこと。

その他、チームナックスとしてのテレビ出演として、「水曜どうでしょう」「ハナタレナックス」「おにぎりあたためますか」等がある。これらは北海道ローカルでの放送だったがその面白さ・北海道での人気の高さに、別地域のローカルTV局が地元で流すようになり、全国で人気に火がついた。

 

伝説の番組『水曜どうでしょう』

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大泉洋の出世作となった水曜どうでしょうも、北海道ローカルから地方ローカル、そして全国区に広がった番組である。この通称”水どう”に演者としてレギュラー出演していたのが、大泉洋、鈴井貴之である。1999年から6年間続いた番組だが今もDVDの発売が続いているなど、沢山のファンがついている。

この番組に、他のチームナックスメンバーが準レギュラーとして出演。ここから認知度が上がり、次の「ハナタレナックス」につながっていった。

ちなみに大泉洋は、水どうデビューは大学3年の時。北海学園大学で演劇三昧だったところ、鈴井貴之に訳も分からず招集され、訳も分からず企画をさせられ、水曜どうでしょうの顔として成長していったのである。

 

突然の招集はいつものこと。

森崎博之が小森巡査役でレギュラー出演することはすでに発表されていたが、他のメンバーの出演は急遽発表された。いまや俳優として引っ張りだこの、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真だが、どんなに有名になっても、どんなに忙しくなっても、ミスター(鈴井貴之)の一声は絶大なのである。いつも、このパターンで呼び出され、面白いことが始まるのを知っている彼らは、鈴井のオファーを再優先し、断らないという。

『不便な便利屋』は、極寒・北海道の名も無き田舎町にある”便利屋”が舞台のコメディー・ドラマ。おせっかいな松井(鈴木浩介)、離婚歴3回の梅本(遠藤憲一)、吹雪の日に迷い込んだ若き脚本家の竹山(岡田将生)の3人が奇想天外なストーリーを展開する。

チームナックス5人の配役はまだ明かされていないが、浅野太プロデューサーは「メンバーひとりひとりの個性を熟知した鈴井監督ならではの、まさに適材適所の配役」とのこと。

アドリブこそ真骨頂であるその演出方法は「撮影現場の鈴井監督はセリフが終わってもカットをかけず、延々と続くアドリブ合戦をニヤニヤしながら楽しんでいます」とのこと。「雑に扱われる大泉洋さんを始め、この作品でしか見られないTEAM NACS メンバーの原点を存分にお楽しみいただければ」と、このドラマに対する意気込みを見せていた。

鈴井貴之プロフィール

大学在籍中に演劇の世界に入り、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。
「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家としてHTB「水曜どうでしょう」などの数々の番組の企画・出演に携わる。
2001年より映画監督としても活動を開始。現在までに4作のメガホンを執る。
作家としても活動しており、活動の幅は多岐に渡る。
2010年より、「OOPARTS」プロジェクトを始動。2010年、2014年と作・演出・出演として舞台作品を手掛けており、表現の枠にとらわれない作品を生み出している。

出典:Wikipedia

 - ドラマ, ネットで話題, 不便な便利屋

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