浜崎あゆみが宇多田ヒカルを歌う厳しい現状と、その裏にある思惑が切ない。
2015/01/01

デビューから15周年。宇多田ヒカルの記念ソングカバーアルバム ”宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-”
2010年からアーティスト活動を無期限休止している宇多田ヒカル(31)の珠玉の楽曲のカバーアルバム”宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-”が初のオフィシャルアルバムとして、2014年12月9日にUniversal Musicレーベルからリリースされる。 このアルバムのコンセプトは”自らがソングライターとして第1線で活躍しているアーティスト”に限定して、宇多田の楽曲を自由にアレンジして歌ってもらうというもの。その豪華な顔ぶれが大きな話題になっているが、その中でも注目されているのが、今までの音楽活動のあらゆる場面で比較され続けている「浜崎あゆみ」の参加である。
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日本を代表する歌姫であり、モンスターセールスを保持するふたりだが、今まではお互いについての思惑を公言することはなかった。しかし、周りのスタッフを始め、メディアや世間はふたりをライバル視し、否応なしに強烈なうねりに巻き込まれていったものと思われる。
数年前なら絶対にこんなオファーは受けなかった浜崎あゆみの崩れたプライド
昨年末には華々しくステージを飾っていた”あゆ”だったが・・・
出典:ayu youtube ch.
今回の浜崎あゆみの参加も、宇多田本人からの直接オファーではなく、「同世代に活躍したアーティストとして、ぜひ参加して欲しい」という宇多田の関係者からのオファーであると一部報道されている。これに対し、浜崎サイドが快諾し今回の参加の実現となった。
「浜崎といえば、宇多田と同年代にヒットチャートを席巻したいわばライバル。数年前なら絶対にこんなオファーは受けなかったはずだった。ところが、このところはそうも言ってられないようで、話題づくりもあってかオファーを受けたようだ」(音楽関係者) 今年の浜崎の目立った動きといえば、3月に昨年末に婚約した米国人の大学院生と入籍。7月にはこれまでの全国ツアーとはガラリと演出を変えたショー形式のライブを行ったが、「マスコミ各社に呼び込みをかけた公演初日、ASKAが保釈され、そちらに話題を持って行かれた」(ワイドショー関係者)。8月には、神奈川県内にある豪華別荘を3.8億円で売りに出していることが発覚。10月には今年初のシングル「Terminal」が発売初週の売り上げがわずか3000枚で、オリコン・シングルランキング初登場24位に沈んだ。 「浜崎のシングルが初登場20位未満となるのは、リミックス・再発等を除くと『YOU』以来、約16年4か月ぶりだが、もはや所属レコードがろくにプロモーションもしないので売れるはずがない。」(芸能記者)
出典:リアルライブ
また、浜崎は今年、「第65回NHK紅白歌合戦」の出場者リストから漏れ、1999年から続いていた紅白連続出場がストップした。実際のところ、今年浜崎は音楽番組に1本も出演していない。海外を拠点に日本と東南アジアを中心にした活動を本格化させる意向とのことだが、そのような状態で、紅白に選ばれるというのは難しいものである。プライベートでは、今年8月に、神奈川県にある豪華別荘を3.8億円で売りに出すなど、いろいろな意味で厳しい現状。 そんな中での「宇多田からのオファー」は、浜崎サイドにとっては願ってもない話題作りのチャンスとなった。 人気が低迷している浜崎あゆみに対し、復帰を待ち望んでいる根強いファンが支える宇多田。浜崎のカバーアルバム参加は、どちらかというと浜崎サイドの話題作りに貢献するだろうと思われる。
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