正月太り解消!体重が戻らない時に痩せる為に簡単にできる3つの対策
2015/01/03
お正月太りの原因、
その正体は?
1.長時間に渡るカロリー摂取。
年末年始にかけては、おせちやみかんやお菓子など、常に食べるものが目の前にあり、いつでも食べ続けられる環境が整っているのではないだろうか。この”ダラダラ食べ続ける”ことが大食いの大きな原因になっている。
「そうなんです、なぜなら、私たちの満腹感は血糖値だけじゃなく、『胃に詰まった食べ物のかさ』でも感じているから。確かに無茶苦茶な早食いはよろしくありませんが、あまりにも時間をかけてダラダラ食べてしまうのも実はよくないのです。
もちろん食べ物を良く噛んで食べることは大切です。食べ物が消化されて血糖値が上がるまでには、食べ始めてから平均20分ほどはかかるといわれています。しかも、食べ物をよくかんで食べれば食べるほど、血糖値も早めに上がっていくので、満腹感が得やすい。だから『食べ物をしっかりよくかんで食べましょう』となるわけです。
しかし、前述の通り、時間をだらだらかけて食べてしまうと、常に胃に空きスペースができてしまうため、結果的にはドカ食いしたとの変わらないくらいのカロリーになってしまいます」
【奥田弘美氏】精神科医師(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家
出典:恐怖の“お正月太り”…そのメカニズムと対策|女子SPA!
2.動いていないから、リンパが滞る。
年末年始は不規則な生活が続きがち。12月までの忙しなさや疲れを癒やすべく、とことんゆっくりのんびりする人も多いだろう。そうした時に発生するのが、普段の生活以上の ”運動不足”であり、そしてそれがリンパの流れを滞らせることに繋がっていく。
リンパ液が流れるリンパ管は、人間の体の中に網の目のように張り巡らされていて、このリンパ管を通るリンパ液は、体内の老廃物や疲労物質を回収して運ぶという役割を担っている。リンパの流れが悪くなると、老廃物や毒素が体内に溜まることになり、栄養が体のすみずみまで行き届かなくなったり、むくみやたるみを引き起こす原因になったりしている。そう、「溜まる」=「体重増加」に大きく加担しているのだ。
3.水分と塩分過多で『むくみ』が発生。
ご馳走が続く正月。おせちは保存食である為、塩分が高めだ。おせちに関わらず、正月に食べるもののほとんどが塩分(ナトリウム)が高いものを過剰摂取してしまいがちになってしまう。それにより、人間の体は、体内のナトリウム濃度を一定に保とうとする性質を持っているので、体内のナトリウム濃度が高くなると、それを薄めようとして水分を体内に補充しようとする反応がおきる。多すぎるナトリウムの量にあわせて水分を体内に留めようとすること、それがむくみの発生につながるのだ。
『むくみ』に有効な3つの対策
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上記に上げた原因の中で、最も『正月太り』を感じさせ、そして、撃退しやすいのが『むくみ』。これを解消すると、体重は元通り、身体のだるさも取れ、顔も含めスッキリさせる事ができる。正月休み明け、周囲の視線というのは「正月は太って仕事始めに出社するもの」という偏見に満ちている中、「なんだか痩せた?」と言わせることも可能になるのだ。下の3つのポイントに気をつけて、正月太りから脱却しよう。
1.生活リズムを整える。
脂肪を分解し代謝をアップさせる成長ホルモンは、眠り初めの3時間に質の高い睡眠をとることで最も多く分泌される。夜更かしによって体内リズムが崩れると、この眠り初めに深く眠ることができず、太りやすくなるという悪循環となってしまう。さらに、夜更かしをした翌日に遅くまで寝ているというのは一番危険な行為。お正月太りのループに陥らないためには、「夜は寝る。昼間は起きている」という基本的な生活リズムを保つように心がけることが大切である。
2.こまめにプチストレッチをする。
プチ”リンパマッサージ”
◆鎖骨
鎖骨の上にあるリンパ節を3秒くらい押します。この時力を入れすぎないように注意しましょう。それから3秒程度離します。これを2~3回繰り返します。
◆足首
椅子に座っている際に、足首を”曲げたり、伸ばしたり”をこまめに行なう。そうすることで、第2の心臓とも言われるふくらはぎの筋肉を動かすことになり、リンパを刺激することが出来る。
◆脇下
脇下を揉むのも効果的だ。脇下はリンパ節の集中している箇所のひとつである。軽い力で揉むだけで刺激を与えることが出来る。
詳しいマッサージ方法や、もっと全身のリンパを流したい場合は下の動画を観て欲しい。もちろん、プチではなく全身行ったほうが効果的だ。
出典:Fujisankei Communications International
出典:Fujisankei Communications International
プチ”ストレッチ”
◆良い姿勢を保つ
椅子に座っている時、立っている時、床座りしている時、猫背になっていないだろうか。お腹がいっぱいになっていると、正しい姿勢を保つのが苦しくなりお腹を緩めるために自然と猫背になりがちである。背筋を伸ばしていい姿勢で立つだけで、背中やお腹、お尻や首の筋肉が自然と鍛えられて、それだけで簡単なエクササイズをしていることになる。やってみると、長時間姿勢を保つことの難しさに気がつくと思う。気が付くとお腹が緩んでいるのだ。意識をすることで大きく変わってくる。
姿勢を正しくすると、普段使われていなかった筋肉を使うことになり、筋肉量が増えて基礎代謝量(=何もしないでも消費されるカロリー)もアップし、自然と太りにくくやせやすい身体に移行していく。もちろん筋肉がつくことで引き締め効果にもなる。
また、これは裏ワザ的になってしまうが、背筋が伸びていると、それだけで”痩せている”ように見せることができる。背も高く見え首筋も伸び、見る人に、前より痩せたような錯覚を起こすのだ。女子は姿勢を正すことでバストアップ&ウェストシェイプしたように見える。引き締め効果と見た目効果に抜群なので、ぜひ活用して欲しい。
3.おかゆダイエット効果を最大限に活用する。
食事面については、先述の奥田弘美氏によると、基本的には【『お腹が空ききってから、次の食べものを食べる』ことを守れば、正月太りは確実に予防できる。】とのこと。しかし、すでにむくんでしまったものについては、即効性のある方法を併せて行っていきたい。
そこで登場するのが、”おかゆ”である。1日の食事の内、1食をおかゆに置き換える ”おかゆダイエット”では、体内の余分な水分を排出するのに効果的であり、1週間で効果を感じることも可能だ。その上デトックス効果だけではなく、他にも良いことが沢山あるのだ。
- 胃に優しい
- 肌のツヤをよくする。
- 体力をつける効果がある
- 風邪をひかない体になる
- 空腹を満たしてくれる
- 喉の渇きを癒してくれる
- 腸の働きを整えてくれる
- お通じを良くする(腸内のデトックス効果)
結論:正月太りは解消できる。
正月休み明けには、すぐに七草粥という行事もある。日本人の古来からの風習はとても理にかなっていることを改めて感じる。ぜひ上記の3つの方法を上手く取り入れて、正月太りを撃退して欲しい。
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