流星ワゴンの視聴率第5話感想と第6話あらすじ。チュウさんの動画も
2015/02/22
2月15日放映の
第5話
今回は、橋本親子がメインのストーリー。健太を成仏させたい橋本と、それを拒む健太。そして、そのふたりに忠さんと一雄が協力をする。
出典:TBS
第5話あらすじ
月命日に事故現場を訪れた一行。「おふたりには僕達のことを知ってもらいたくて。」お互い本音でぶつかりあうことができる忠さんと一雄を羨む橋本。「キツイことを言ったら健太に嫌われるんじゃないかってビクビクしてしまって」橋本が告白した。
「私は再婚1年ちょっとで、妻の連れ子でした。親が子共の顔色を伺うなんて父親失格という忠さんの言葉にギクッとしました。自分は健太との仲をなんとかしたいともがいている時に事故にあってしまったんです。」
死んでから今のようになった。最初は話もして居なかったが、狭い車の中で、仕方なく口を開くようになった。
家族の縁を深めるために、思いついたのが家族でドライブだった。空を飛んでいるパラグライダーにほんの瞬間、気を取られた時、対向車のトラックに気がつくのが遅れた。助かったのは妻と相手のトラックの運転手だけの大きな事故となった。
健太はたった8歳だった。健太をもっと遠くまで連れて行ってあげたかった。
「この世の未練を断ち切って、自分が死んだことを受け入れたら、成仏することができる。」
そう聞いた忠さんと一雄は、橋本の気持ちを聞いて、健太を成仏させることに協力することにした。しかし、健太は車を降り、走って逃げ出した。沢山走って、やっと健太を忠さんが捕まえた。それでも嫌がる健太が泣きながら告白する。
「ママ、お葬式の時、すごく泣いちゃってたから、謝りたい。僕は成仏したら、ママを忘れてしまうかもしれないけど、ママは僕のこと忘れないでねって伝えたいんだ」
健太の本当の気持ちを聞いた忠さんは、健太をママに会わせると決めた。橋本を置いて、健太と路線バスに乗り、連れ去ってしまった。巻き込まれるように一緒にバスに乗り込んだ一雄。
「僕、ママを取られる気がして、いっぱい悪いことしてパパを困らせた。あのドライブも僕を喜ばせる為のものだったんだ。僕が前からパパと仲良くしていたらこんなことにはならなかったんだ」
「僕、死にたくなかった。本当は生きていたかったんだ。」叶わない願いは、父親をただただ傷つけるだけだと、健太は小さな胸に封じ込めてきたのだ。
事故現場に供えてあったプリンと花束からヒントを得て、健太の母親の居所をつきとめ、現在の家を訪れた。一戸建ての庭で、少し微笑みながら洗濯物を取り入れている女性が見えた。
忠さんと一雄に促され、健太がフェンス越しに近づき「ママ」と声をかけようとした瞬間・・・「ままー」別の声がした。そして、駆け寄ってきたのは、3歳くらいの女の子だった。優しく抱き上げる「かつて健太の母親」だった人。その光景に、健太は傷つき、何も言えずに逃げ出してしまった。
実は、健太の母親に新しい家族がいることを知っていた忠さん。それでも健太に現実を受け止めさせようとここへ連れてきたのだ。しかし、一雄は責めた。「全部現実を知れば良いというもんじゃない。なら言せてもらう。あんたはもうすぐ死ぬんだ!」突然の予期せぬ宣告に、呆然とする忠さん。
そして次週、忠さんは、現実の「忠さん」と相対するために、「永田忠雄」に近づいていく。
第6話あらすじ
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忠雄(香川照之)が現実世界で今にも死にそうな状態にあることを、とうとう本人に明かした一雄(西島秀俊)。死の淵でなにか大きな後悔を抱いた忠雄の、やりなおしたいという強い思いが生み出した生霊…それが一雄の旅の中に現われた若い忠雄なのだ。後悔を消せないまま現実の忠雄が死んでしまえば、生霊の忠雄は永遠にこの世をさまようことになる。それを知った忠雄は、この時代の自分と接触しようと広島県福山市・鞆の浦の家へ向かう。
しかしそれを知った橋本(吉岡秀隆)は一雄に忠告する。この時代の老いた忠雄と若い姿の忠雄、出会うはずのない2人が出会えば、時間の流れにゆがみが生じ、すべてが元に戻されてしまうと。これまでのやり直しの旅も無かったことになると知り、一雄は大急ぎで忠雄を止めに走る。
鞆の浦・永田家の前で、72歳の忠雄が秘書に囲まれて車を降りた。老いを感じさせない、迫力ある風情だ。そこへ生霊の忠雄が近づく…が、すんでのところで一雄と健太(高木星来)がそれを阻む。
この時代の忠雄は一度倒れている。しかし頑なに検査を受けることを拒んだ。その結果、後にガンが発覚した時にはもう手遅れだった。“あのとき検査を受けておけばよかった”…それが自分の死の淵での後悔だと言う忠雄は、一雄にこの時代の自分を説得しろと言う。
しかし、一雄は現実の忠雄とは長く口も聞いていない。ふんぎりのつかない一雄が家の前で躊躇していると、澄江(倍賞美津子)と智子(市川実和子)がその姿を見つける。6年ぶりに実家へ足を踏み入れた一雄は、72歳の忠雄と対峙するが…。
出典:TBS
第5話感想
やはり忠さんのキャラクターが素敵である。行く先々の時間の中で、明らかに虚構の人物でありながら、信頼を勝ち取っていく。その芯には、愛情があることが伝わるからだろう。現在のところは一雄には伝わっていない様だが。
本当は一雄もわかっているはずだが、わかりたくないという意固地な状態になっていることが、忠さんに対する態度や、自分の家族への対応の仕方から推測することが出来る。愛する人に対する感情の表現の仕方がわからない、ただそれだけなのである。
このワゴンの旅を通じて、どんどん和らいでいく一雄の表情にも注目したい。
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今日の忠さん~第5話名言~
「どんなにしんどぉても生きてる方がええに決まっとるんじゃ!!」
死んでしまっては、挽回することも弁解することも何も出来ない。生きていなければ、艱難辛苦は味わえないのだ。
第5話視聴率
第1話:11.1%
第2話:11.7%
第3話:11.1%
第4話:9.6%
第5話:8.3%
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