【流星ワゴン】ドラマ第1話の感想とあらすじ、キャスト相関図と動画
2015/01/21
西島秀俊も思わず涙
”流星ワゴン” 原作は
2015年1月18日(日)21:00からTBS系で放映された『流星ワゴン』 放映前から大きな反響を呼んでおり、2015年冬ドラの高期待のドラマだ。原作は、第124回直木賞(2001年)を受賞し、発売から増刷を重ね、累計発行部数が100万部に達するベストセラー小説21世紀の日本を舞台に不思議な過去をめぐる”タイムトラベル”が起こす、奇跡のファンタジー作品となる。公開収録された試写会では西島秀俊も思わず涙を流していた。
真面目でしっかりした性格で、何よりも妻と息子を大切にし、日々を正直に生きるが妻子の心の闇を見過ごしてしまったことで家庭が破綻してしまう会社員・永田一雄(ながた・かずお)役を演じるのは、数々のドラマや映画で活躍目覚ましい西島秀俊。そんな一雄とは対照的に、破天荒で血気盛ん、数々の事業を興して成功させた一雄の父・永田忠雄(ながた・ただお)役を香川照之が演じる。
更に、一雄の妻で家庭では良き妻・良き母親を演じているが、一方で完璧過ぎる夫から逃れたいと感じ、ふとしたきっかけから心のバランスを崩してしまう永田美代子(ながた・みよこ)役を井川遥が、一雄が駅前で一人佇んでいた時に突如目の前に現れたワゴンを運転する橋本義明(はしもと・よしあき)役を吉岡秀隆が演じる。
加えて、一雄の母・永田澄江(ながた・すみえ)役に倍賞美津子、妹・永田智子(ながた・ともこ)役に市川実和子の出演が決定、豪華かつ多彩なキャストでお送りする。絶望の淵に追い込まれ、「もう死んでもいい」とさえ感じていた永田一雄。そんな時、突如目の前に現れたワインカラーのワゴンカー。運転していたのは橋本義明、助手席に座るその息子・健太。やがて、決して分かり合えないと思っていた父親・忠雄が同い歳の姿で現れる。
行き先は、一雄の人生にとって大切な分岐点。後悔の人生をやり直すためのドライブが、いま始まる。
様々な家族関係を軸に描く、人生の再生と、家族愛の物語 日曜劇場『流星ワゴン』に是非、ご期待下さい!
出典:TBS
主題歌は
主題歌は、サザンオールスターズ「イヤな事だらけの世の中で」このドラマの為の書き下ろしのオリジナル曲。 2004年リリースのシングル曲「愛と欲望の日々」以来のドラマ主題歌となる。
原作中に、実際にサザンオールスターズの楽曲が実名で登場しており、一雄(西島秀俊)の心情を表現するためにとても重要になっている。ドラマ制作陣は原作が持つ魅力を最大限に引き出し、『流星ワゴン』の世界観を表現するためにはサザンオールスターズ以外の選択肢はなかったという。
相関図
出典:TBS
キャスト
永田一雄 : 西島秀俊
永田忠雄 : 香川照之
永田美代子 : 井川 遥
永田智子 : 市川実和子
永田伸之 : 髙橋 洋
千賀和哉 : 入江甚儀
古閑 : 町田啓太
橋本健太 : 高木星来
永田広樹 : 横山幸汰
幼少の一雄 : 佐藤詩音
幼少の智子 : 梅垣日向子
若き澄江 : 渡辺真起子
永田澄江 : 倍賞美津子
橋本義明 : 吉岡秀隆
第1話ストーリー
あらすじ・みどころ
『流星ワゴン』とは
「人生は分かれ道の連続だ…でも、そのときには何も気づかない。気づかないまま、あるとき不意に、結果だけが突き付けられる…」
永田一雄(西島秀俊)はこの半年間のうちに、会社をリストラされ、妻・美代子(井川遥)から離婚を切り出された。家には家庭内暴力が止まらない息子・広樹(横山幸汰)がいる。
そんな一雄の心には、さらに末期癌の父・忠雄(香川照之)との確執が存在した。強かった忠雄とは、最後の最後まで向き合えないままだった。
「なんで、こうなったんだ…なんで…」
家を出て行ってしまった妻を、
壊れた一人息子を、
そして憎むべき父親の死を目前にして、一雄は一人、自問自答を繰り返す。
そんな思いで駅前のベンチに座っていた一雄の前に、ワインカラーのワゴンが突如現れる。
運転するのは、5年前に亡くなっているはずの橋本義明(吉岡秀隆)。
同乗している息子・橋本健太(高木星来)も、同じく亡くなっているはずだ。
吸い寄せられるように車に乗り込んだ一雄は、過去の大切な場所を巡るうちに、妻や息子とうまくいかなくなったきっかけを知ることになる。生々しい現実を前に、動揺し苛立つ一雄。
そして“1年前の”上野駅前に戻った一雄の目に、鮮明に記憶に残る光景が再び映った。若い男と歩く妻の美代子だ。狼狽する一雄の前に、今度は自分と同じ歳の父・忠雄が現れ、促されるままに行動を共にすることになる。
忌み嫌っていたはずの父親が、現実の親子でも、友人でもなく、家族同然の大事な親友、「朋輩(ほうばい)」として隣にいる。それがきっかけで、一雄は気付かなかった多くのことが見え始める…
出典:TBS
第1話あらすじ続き
~ネタバレ注意
キーとなるセリフ
「あなたにとって本当に大切な場所へ」
「本当に困ったときに助けてくれるのは朋輩じゃあ。」
「二人を引き合わせる強い想いの人がいる」
『朋輩(ほうばい)とは』
同じ主人に仕えたり、同じ先生についたりしている仲間。また、同じくらいの身分・年齢の友。同輩。
出典:goo辞書
ドラマの中で頻繁に現れる”朋輩” 第1話を観る限りでは、上の意味とは少し違うような印象を受けた。もしくは言葉通りの意味だとしたら、ドラマの大切な『キー』として、これから深まっていくのかもしれない。
第1話ラスト
過去に戻り、未来を変えるためにアクションを起こした一雄。そして、妻が早くに帰宅し、息子が心を開いた。これで、妻の浮気も息子の引きこもりや暴力も無くなり、離婚することもない。。。 そう思った瞬間だった。会社の部下からの報告で、未来に一雄がリストラされる原因となるプロジェクト企画が通らなかったことが伝えられる。
「なぜだ?!あの企画はやり直したはずでは?!」アクションにより、未来を変えたはずだった。しかし、企画は通らなかった。その瞬間、コートのポケットに違和感を感じる一雄。探ると、出てきたのは、ドラマ冒頭で出てきた、離婚届。アクションを起こした時に破り捨てたはずだった最悪な現実がまた起ころうとしている。
「結局起きてしまった現実は変えられないのか?」絶望する一雄に、忠さんが言う。「もしかしたら、まだお前の知らん何かがあるんじゃないか?」
嫁が付き合っていた男は普通の男ではなかった。息子はズボンのポケットにナイフを持ち歩いていた。
一雄の未来を書き換えるための過去の旅は、まだまだ続く。
第1話 感想
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半沢直樹と同じ時間枠、主要な登場人物として主人公の父親を演じる香川照之。どうしても半沢を彷彿させられるのだが、まるっきり大和田課長とは違うキャラクターを伸び伸びとして演じる香川に、登場5分で惹きこまれた。ストーリーは思いっきりファンタジーではあるが、それぞれの登場人物の感情が生々しく、多くの視聴者の強い共感や疑似体験を引き起こしそうである。
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忠さんのファン急増!
自由奔放に立ち振る舞う忠さん。しかし、その実は人情味溢れ、ただただ不器用な父親であったことがわかった。 可愛らしさをあわせ持ったキャラクターに、忠さんファンが急増中である。ここは、さすが実力派俳優『香川照之』である。
”流星ワゴン”グッズが登場
TBSでは、放映前から『流星ワゴングッズ』を用意しており、ローソンとのコラボ商品も1月18日から発売された。ドラマ中で忠さんが家族のために作った”朋輩お好み” 「この中にはいろんなもんが入って助けおうてるんじゃあ。」一雄が子供の頃、7日間連続で作り、家族にも飽きられたお好み焼き。流星ワゴンで朋輩として出逢った父が一雄の家でも作ってくれたものだ。
出典:TBS
出典:LAWSON
出典:TBS
局を上げての大プッシュドラマだ。半沢直樹のようなブームの再来なるか? 今期、期待度No.1の冬ドラである。
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