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問題のあるレストラン8話感想7話あらすじ。真っ当な男、風間俊介

   

こころを動かす人たち、来店。

2015年3月5日(木)に放映された第8話。五月がビストロフーへ訪れる。今の彼女のこころを占めているものは・・・。

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出典:フジテレビ

第8話 あらすじ

五月の訪れ

ビストロフーに、レシピを開発した五月(菊池亜希子)が恋人を連れて訪れた。恋人の高村新(風間俊介)はプロポーズをすでに済ませているそうだ。二人の並ぶ様はとても幸せそうに見えた。

しかし、なかなかOKを出せない五月。なぜなら、五月が会社を辞めた理由を高村に話していなかったからだ。自分があんな辱めを受けたことを知られるのが怖かった。更に訴訟を起こそうとしていること、その件で高村に迷惑をかけることを恐れてのことだった。

だけど、雨木(杉本哲太)とライクダイニングサービスから受けた傷は深く、普段の生活の中でも、ふとした瞬間にフラッシュバックし、涙が止まらなくなるようになってしまった。この傷の痛みはまだ生傷のまま乾かずに血を流していたのだ。

そして翌日、五月はプロポーズを断り、高村に別れを告げたという。傷をどうにかしないと、前に進めない、そしてそこには高村を巻き込めないと判断したのだ。

しかし高村は「すぐ籍入れよう。1日も早く結婚しよう。」と再度プロポーズをする。これからは辛いことも二人で分けあい、訴訟も二人で乗り越えたいと言うのだ。

 

ハイジの弟

ハイジ(安田顕)は、自分の性癖をカムアウトする前に、両親は他界してしまった。そして、この世にたったふたりの兄弟であっても、自分のせいで弟・恭平(矢野聖人)に対する風当たりが強くなることを恐れて、距離を空けようとしていたのだ。

しかし、兄を慕う恭平は自分の結婚式へ出席してもらうため、ビストロフーへ訪れた。頑として首を縦に振らないハイジに、結婚式の2次会をビストロフーで行うことでのパーティー出席を了承させた。

心をこめたウェディングケーキを作ることになったハイジ。得意の飴細工で飾り付けをし、最高のウェディングケーキを作り上げた。

パーティー当日には、恭平は来賓の前で”兄ちゃん”を呼び寄せ、父母の写真とともに、家族の写真を撮る。そしてハイジは、写真越しに今の自分と、今の自分の仲間たちを紹介する。

 

五月の母

五月と高村が和解し、結婚、訴訟に向けこころが決まった時、障害となったのは五月の母・静子(藤田弓子)だった。

自分の世界観を五月に理解させようとする。「女が仕事したってろくなことはない」「会社は男のもの」「世間が思っているの。女が社会で怪我するのは、自分から道路に飛び出していくようなもんだ」「それなのに、なんでもっと広い道にでしょうとするの」「訴訟なんて許さない。あんたの見世物になる姿なんて見たくない。」

五月が泣きながら言う。「噛んだ方より、噛まれた方に落ち度があるって思ってるのよ。でも、お母さん傷つけてまで訴訟は出来ない。」

ビストロフーを飛び出した静子だったが、シンフォニック前で電話をしていた雨木と遭遇してしまった。たま子(真木よう子)「今の人(あの男)がそう(娘を傷つけた本人)なの?」と確認をとった後、こらえきれずに雨木の元へ駆け込んでしまう。

「五月は女の子なんやで」そう言いながら雨木の胸を叩きながら迫った。しかし、床へ突き飛ばされ、泣き崩れた。

門司に手伝ってもらいながら、ビストロフーに戻ってくる。静子は腰を打ってしばらく動けなさそうな感じだった。静子を横にした後、たま子が静かに言う。

五月はおばちゃんの娘。五月はおばちゃんのことが大好き。でも、五月とおばちゃんは別の人だよ。今は五月のしたいようにさせてあげたら良いと思う。

五月は人を憎んだりして生きていくのが嫌なんだと思う。許せないって思う自分が許せない。忘れたいって思うから忘れられない。苦しんじゃいけないって思うから苦ししい。消えてしまえばいいのにって思えば思うほど、自分自身が消えたくなる。

このままじゃ五月はそういう気持ちを一生抱えたまま生きていくことになる。争うために裁判をするんじゃないんだと思う。五月は、そういう想いを捨てに行くんだと思うよ。今、五月がこころからしたいことは、こころから笑うことだと思う。

出典:フジテレビ第8話より

五月のレシピノートを観て、涙を流す母。そこにはあの日のことが書いてあった。そして、母への謝罪の言葉も。

そして、五月の気持ちを理解した母は、訴訟することを赦し、応援することを五月に伝えた。

 

門司の変化

シンフォニック表参道では、土田(吹越満)が左遷され、担当から外された。

門司が他のシェフ達に声をかける。「皆で一緒に頑張ろうな」今までの門司であれば、口にはしなかった言葉だ。

前回、ビストロフーへ突然現れ、ポトフを食べて去っていった門司だったが、そこで感じるものがあったらしい。たま子に対して、「美味しかった。どれだけ料理が好きかで負けてた。」「2回戦目はこれからだ」と改めて宣戦布告をした。

その門司に、たま子は訴訟をおこすことになったことをたま子は伝える。そして、訴訟により店の評判に傷がつき、シンフォニックが閉店に追い込まれるかもしれないことを危惧したたま子が門司に、別の店へ移ることを勧める。

しかし、門司にはたま子の言っている意味が理解できなかった。そして、たま子は門司との別れを決意せざるを得ないことを悟ってしまう。

「あたしね。好きな人ってあんまりできないの。そう簡単に男の人を好きにならないの。素の分、一度好きになったら、そう簡単に好きじゃなくならない。なかなか好きじゃなくならないの。ずっと変わってないの。だからわかる。あなたとはダメなんだって。

まっすぐな線とまっすぐな線って、一度重なったら、あとはもうずっと離れていくだけでしょ?そういう2人だったんだと思う。」

一礼して去っていくたま子。痛みを感じている表情で見送る門司。

 

訴訟が始まる。

烏森奈々美(YOU)が言うには、刑事訴訟は難しく、損害賠償を求める民事訴訟を起こすことになるとのこと。合意に至らない場合には、五月は法廷に立って、会議室で何があったのかを話さなくてはならない可能性も高いことが伝えられた。

そして、烏森により正式な文書が作成され、雨木とライクダイニングサービスをパワハラで訴える訴訟が雨木の元に届いた。

 

第8話 感想

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出典:問題のあるレストランfacebookページ

左から千佳(松岡茉優)結実(二階堂ふみ)藍里(高畑充希)

 

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祝!初めてのまともな男!!

 第8話にして、初!!問題を持っていない男の登場である。その証明がこのセリフである。

「1日も早く結婚しよう。」「それは二人で分けよう。」「今はもう、僕と五月の、ふたりのことだから。その時僕は五月のそばに居なくて助けられなかったけど、今、ふたりで分けることは出来ると思うんだよ。僕に半分ください。」

「裁判所には一緒に行って、ふたりでその時間を過ごして一緒に帰ろう。帰り道には美味しいもの食べよう。」「初めて会った時にも思ったけど、五月に会えて良かった。」

出典:フジテレビ第8話より

風間俊介の癒し系の空気感もあり、パーフェクト男子にホッとしたのは筆者だけではないだろう。

 

第9話あらすじ(ネタバレ注意)

たま子(真木よう子)は、奈々美(YOU)の手伝いをするため、しばらくの間、『ビストロ フー』を休むことになった。奈々美は、元社員の五月(菊池亜希子)に対するパワハラに関して、ライクダイニングサービス社長の雨木(杉本哲太)に謝罪と慰謝料の支払いを要求する通知書を送っていた。回答期限は5日間。その間、たま子は裁判になったときのために証人探しを開始する。

一方、五月の一件を知った門司(東出昌大)は、店にやってきた雨木にその話を切り出し、相手にきちんと謝ってほしい、と訴える。すると雨木は、会社として対応しているので心配しなくても店がつぶれるようなことはない、と返す。

『ビストロ フー』は、たま子だけでなく、離婚調停が始まる鏡子(臼田あさ美)も休んでいるため、ハイジ(安田顕)を中心に、結実(二階堂ふみ)藍里(高畑充希)千佳(松岡茉優)がたま子たちの仕事を分担して営業していた。

証人探しを続けていたたま子は、ライクダイニングサービスの本社前で土田(吹越満)に出会う。そば店で昼食をともにしたたま子は、証人になってほしい、と土田に頭を下げるが…。

そんな折、奈々美のもとに、ライクダイニングサービス社側からの回答書が届く。

「雨木社長が、ビストロフーに直接謝りにきます」

出典:フジテレビ

第8話予告動画はこちら

『問題のあるレストラン』公式サイトにて配信中。

 

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