問題のあるレストラン7話感想8話あらすじ。ちかと母とラテアート
2015/02/27
ちかの成長物語。
2015年2月26日(木)に放映された第7話。ベーコン争奪戦からシェフとしての資質を問われることになった千佳(松岡茉優)。そして、母親との関係にも修復のチャンスが訪れる。
出典:フジテレビ
第7話 あらすじ
いよいよビストロフーの快進撃が始まった。閑古鳥の泣いていた店に、クチ込み効果から、だんだんと客足が戻り、行列の出来る隠れ家的人気店へ成長していく。
シンフォニックの不調
売上が落ちてきている門司(東出昌大)の店シンフォニック表参道。たま子達と反比例するかのように客が激減していった。接客の悪さに加え、客にあわせたメニューの開発をシェフのプライドから拒む門司。シックで高級感のあるイメージだった店内が、だんだん暗く古臭い店内に見えてくるのだから不思議である。
最強量産型巻き髪女子の合流
巻き髪ちゃんこと、藍里(高畑充希)が、たま子達の住んでいる場所に引っ越してきた。相変わらずの空気を”読まない”っぷり(読めないのではなく意志を持って読んでいない)だが、接客センスや広報のスキルは相当なもの。割り引きのチラシを配ったり、動画をアップしたりするなど、集客に効果的な戦略を立てていき、行列店への加速に一役買っている。
ベーコン争奪戦~ポトフ対決~
料理にベストな素材として大月夢ファーム大月牧場のベーコンに目をつけたたま子達。牧場へ訪れると、門司達シンフォニックチームも同時に到着。
牧場主から「この商品は少量しか生産していないので、1店舗分しかベーコンを用意できない。ベーコンは美味しい店の方に卸したい」と言われ、ビストロフー対シンフォニックで、ポトフ対決することに。
ほぼ同時期に千佳は「北海道で一緒に暮らそう。」と母親とその再婚相手に誘われる。迷いを生じながらも、負けたらシェフを辞めて北海道に行く覚悟で、千佳はポトフを作った。
そして迎えたポトフの味見対決では、ビストロフーが牧場主から選ばれた。しかし・・・契約後、牧場主から出た一言は「正直、シンフォニックさんの方が上だと思ったんだが、おたくら美人さんだし、女性のほうが取引してても張り合いでるしね。」
その言葉から、実際は自分が負けたと悟った千佳は、取引を辞退したいと言い、たま子もそれを了承した。そして、千佳はコックコートを脱ぐ決意を固め、母の元へ向かおうとした。
千佳の決断
まさに、ビストロフーを出ていこうと店の外に出た千佳。その時、自分の店の不振とビストロフーの人気ぶりに首を傾げながら階段を登ってくる門司とすれ違う。「なぜあんな料理を作るのか」という千佳の問いに門司は「真面目に作ってるだけ」と答える。門司に触発されて戻ってきた千佳は店へ引き返し、料理を作り始める。
母には「いけなくなった」と断りのメール。その夜、ディナーの時間に母がビストロフーにやって来た。
『あの頃千佳に上げられなかった愛情を千佳に』そう言って、一緒に暮らすことを千佳に求めるが、千佳は優しく諭すように話した。
ここには私の厨房がある。頼りにしてくれている仲間も居る。
千佳はもう、子供じゃなくなったの。
本当は、ママに甘えたりしたい。
洋服選んでもらったり、髪の毛を三編してもらったり、人参すりおろしたカレーを作ってもらったり、そういうのしたい。
けど、もう良いの。
千佳にはそれは無かったの。でも、千佳には料理がある。だから寂しくないし、もう大丈夫だよ。
(ママと話しが出来て)
なんか良かったよ。ふつうのコト言うけど、やっぱり諦めたらだめなんだね。期待したほうが良いことある。
出典:フジテレビ 第7話より
ママを見送る千佳の目には涙が。満足そうな温かな目とは別に、止めどなく溢れる。
烏森と裁判
公園で、烏森とたま子がふたりきりで裁判についての話をしていた。
第6話で本来の姿を知らせた烏森(YOU)は、優しい空気に包まれていた。「裁判には2種類ある。幸せになる裁判と不幸になる裁判」藤村サツキにその意志さえあれば訴訟は起こせる。そう本人に伝えて欲しいとたま子に伝えた。
第7話のラスト、ランチ営業を終えたビストロフーにサツキが笑顔で訪れる。その後ろにはひとりの男性が。高村新(風間俊介)である。
次週、五月の気持ちから、物語が広がっていく。
第7話 感想
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剣道いる?
第7話冒頭で、門司(東出昌大)の夢の中というシチュエーションながら、東出と真木よう子が剣道対決をするというシーンが一瞬流れた。東出はプライベートでも剣道の経験があり、それは以前、SMAPSMAPに出演した際にも話している。それにより視聴率アップの為のサービスショットとして、ドラマの流れに不要な(印象の)剣道シーンを作ったのだろう。
ラテアート
ハイジ(安田顕)が作ったという作中に出てきたカフェラテアートがすごかった。似ているかどうかは別として、その精巧さは素晴らしかった。ちなみに、次週はハイジの弟として恭平(矢野聖人)がビストロフーを訪れる。その繊細さが家族との絆をどう変えていくのか、楽しみである。
出典:フジテレビ
大月牧場、お前もか!
たま子達のポトフが選ばれて「やったー!パーカーちゃんがんばったね!」と思ったのもつかの間。牧場主の言葉に、出てくる男は、やっばりみんなポンコツか!とガッカリ。いやはや演出が徹底している、と逆に恐れいった。
また、五月の後ろに居た男性は、予告からすると五月の恋人だという。さて、この人は残念な問題を抱えているのだろうか。
ポトフの値段
門司がカウンターでポトフを食べてお金を置いて出て行った。その額は850円。手間暇かかっているのに、850円とはお客様目線のお手頃価格であることが判明した。
第8話あらすじ(ネタバレ注意)
たま子(真木よう子)たちの店『ビストロ フー』に、五月(菊池亜希子)がやってきた。五月は、恋人の高村新(風間俊介)と一緒だった。雨木(杉本哲太)による屈辱的なパワハラのせいで会社を辞め、福井の実家に戻っていた五月は、東京の旅行代理店に勤務し、北陸新幹線の開業に合わせたツアーの視察できていた高村と知り合ったのだという。高村は五月にプロポーズしていたが、五月はまだ返事をしていないらしい。
同じころ、ハイジ(安田顕)を訪ねて、彼の弟・恭平(矢野聖人)がやってくる。間もなく結婚する予定の恭平は、親戚から疎まれていることもあって欠席のはがきを出していたハイジを、どうしても結婚式に出席させたいという。式に出ないなら二次会を『フー』でやる、とまで言う恭平の思いを受け止めたハイジは、弟のために最高のウエディングケーキを作ってあげたい、と言って、結実(二階堂ふみ)や千佳(松岡茉優)たちに頭を下げる。
一方、門司(東出昌大)がシェフを務める『シンフォニック表参道』では、土田(吹越満)が担当から外されていた。『フー』に負けたことを認め、料理への取り組み方を見直した門司は、みんなで力を合わせて頑張ろう、とスタッフを鼓舞した。
そんな折、たま子のもとに、五月の母・静子(藤田弓子)がやってくる。たま子や鏡子(臼田あさ美)たちと楽しいひと時を過ごす静子。五月は、そんな静子にある重大な決意を伝える…。
出典:フジテレビ
第8話予告動画はこちら
『問題のあるレストラン』公式サイトにて配信中。
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