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まるまる妻第6話感想7話あらすじ動画も。イヤホンから聞こえていた曲は

      2015/02/25

ひかりの謎のひとつ、
イヤホンでずっと聞いていたのは。

2015年2月18日(水)22:00から放映された『○○妻』(まるまるづま)ますますストーリーが佳境に入ってきた。過去を打ち明けたひかりの思いは正純にちゃんと届くのか。あらすじと共に紹介したい。

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出典:ntv

「さようなら、正純さん」

ひかりの告白を聞き終えて、「今日は・・・お互いもう疲れただろう。今日はもう寝よう。明日ゆっくり話をしよう。」告白に対するなんのコメントもなく、そう言って正純はリビングを去っていった。しかし、次に起きてきた時、正純はひかりに、婚姻届を出すことに同意し、ふたりでやっていくことに決意を示す。

のだが、その行動を見ていると、その決意が揺らいでいることが丸見えだった。ニュースライフ終わり、そのまま帰宅せずに板垣と飲みに行き、いつもの通り泥酔して帰宅。板垣には「俺に何があっても、お前だけは見捨てるな」と漏らしていた。

最初は一緒に出しに行こうと言った婚姻届も、「婚姻届出しておいてくれるか?」「やっぱり一緒に出しに行こう」などブレてしまう。

姉たちにいつもの様に責められた時に「あんたは何も悩みがないから!」と言われ、売り言葉に買い言葉で、「こいつにだって色々あって、俺がどんだけ苦労してると思ってんだよ!」思わず本音が出てしまう。そして、ひかりが今日は婚姻届を出せなかったことを伝えると、あからさまに表情がホッとする正純。

 そんな正純に、本当に婚姻届を出して良いのか、迷い始めるひかり。

そんな中、ニュースライフでは、ひかりと同じネグレクトの母親が子供を死なせたニュースを伝えることになり、動揺を隠せなかった正純は理不尽な理由を付けて、いつもの様に板垣を始め周りのスタッフを罵倒する。

ここのところ、そんなイチャモンの様な罵倒が続いていたスタジオでは、とうとう堪り兼ねて板垣が反撃をしだす。「この頃、あなたに精彩がなくて、みんなが心配している。それなのに、自分ひとりでニュースライフを作ってるような顔して・・・」

そう言われた正純は逆ギレし、ニュースライフを降板すると言い出した。言い出したら撤回をしない正純の気質にスタッフ全員がハラハラする中、本番直前に風谷が、ひかりの事件の新聞記事の切り抜きをそっと正純に見せた。風谷は番組と正純を守りたい一心から、どうしても降板すると言うならそれをバラすと脅迫してきたのだ。

それにより、ネグレクトのニュースは番組内でそのまま伝えられ、正純は降板をしなかった。ホッとした風谷はもうひとつの決心をする。

翌日、いつもの交差点にひかりを呼び出す風谷。風谷が切り抜きをひかりに見せる。「ご自分のことが世間にバレたら別れるつもりだったんですね。」そして、正純が、ひかりの秘密を知ってしまってから、スタジオでの不協和音がひどくなっていることを気にしていた風谷は、ひかりに自分の思いをぶつける。

「奥さんがいつも横断歩道を目をつぶって渡ろうとしていたのは願掛けで、久保田さんが今のまま、ずっとまっすぐに進んでいけるように願っていたからなんじゃないですか?」

 帰宅したひかり。なぜか玉ねぎをみじん切りし始める。途中で正純が起きてきて、「何やってんだ、お前?」と止めが入る。本当は泣きたかったのかもしれない。正純を見送った後、りんごをかじるひかり。「生きる希望」を噛みしめるように。

スタジオ入りした正純にスタッフが知らせた。ニュースライフに脅迫のメールが入ったのだ。「久保田正純の妻には犯罪歴がある」あの新聞記事の画像が添付されていた。そして、周りにいた番組スタッフにひかりの過去が知られることになり、正純は板垣に詰め寄られる。それを見かねた風谷が、すべてをスタッフに告白してしまった。正純もひかりの過去をつい最近知ったこと。正純とひかりが契約結婚であることも。

 ひかりの事件についてのリークが、実はひかり本人なのではないかと思い至った正純。慌てて自宅へ帰ろうとするが、実の姉たちから電話が入る。契約妻であることをひかりから聞いたと言い、それぞれに文句を言ってきた。『契約結婚』は名実ともに明らかとなってしまったのである。

マンションに戻ると、リビングには、リンゴと部屋の鍵がテーブルの上に置かれていた。嫌な予感がした正純は、ひかりに電話をかけ続ける。

電話に出たひかりは、正純に気持ちを伝えた。その時、彼女は思い出の湖の桟橋で佇んでいた。

「私は6年間、本当に幸せでした。あの子を殺してから二度と幸せになれないと思っていたから。あなたには、私のような人間にも希望を与える言葉を伝え続けていかなくちゃいけない」

「これからはどんなにツライことや悲しいことがあっても泣かない。本当に嬉しい時にだけ泣こうって決めました。」

「けど、毎日毎日綱渡りしてるみたいで、苦しかった。いつ、この幸せに終わりが来るのかを思うと。」

「6年間、あなたに、いってらっしゃい、おかえりなさい、おはよう、おやすみって言えて、幸せだった。あなたの、いってきます、ただいま、いただきます、ごちそうさま、おやすみって聞けて、幸せだった。」

そして。

「この言葉だけは言いたくなかったけど、いつか言う日が来ることは覚悟していました」

「さようなら、正純さん」

 

電話を切るひかり。そして、イヤホンから流れている音声が聞こえてきた。「きみは生きる価値のある素晴らしい人間だ!」そこに流れていたのは、ニュースライフでの正純の熱い言葉だった。

イヤホンを外し、無音の中、ひかりは大切にしていた婚姻届を破り捨て、湖にまいてしまった。そして、「♪ある~ひ、くまさんに・・・」口ずさみながら、とうとう、涙を流すひかり。ひとり、湖の桟橋で崩れ落ちる。

「正純から離れる」その覚悟は固い。

 

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第7話あらすじ。ネタバレ注意
「死ぬとしたらお前なら最後に何を話す?」

正純(東山紀之)に別れを告げ、彼の前から姿を消したひかり(柴咲コウ)。正純からの着信を拒否し、きっぱり縁を切ろうと決めたはずなのに、彼女は夜10時になると条件反射でテレビを点けて「ニュースライフ」を見てしまうのだった。
正純は、ひかりと連絡がとれなくなり、気がかりで仕方なかった。正純から、ひかりが家を出ていったことを聞かされた板垣(城田優)は、マスコミに向けて離婚を発表してほしいと頼む。正純は板垣の申し出に反発を覚えるが、拒絶することもできない。

行き場を失ったひかりは、どうしていいか分からなくなっていた。そんな中、実結(奥貫薫)がひかりに電話をかけてくる。ひかりは実結に「連れて行きたい所がある」と言われて着いていく。実結は、ひかりを苦しみから救うつもりだった。しかし、ひかりは実結と行動をともにして彼女の苦悩を知ることになる。

一方、正純は、ひかりが出ていってから仕事に身が入らない。番組での彼のコメントはキレを失っていた。視聴率を気にする板垣は、打開策が欲しいと言い出す。正純は、生放送で東京の街中に出向いていろんな人に質問し、話を聞くという企画を提案。しかし、想定外のことが起こるのを恐れる板垣は、誰とどんな話をするかをあらかじめ決めた台本に従って取材してほしいと正純に言う。正純は納得できなかったが、板垣に従うことに。正純は自分の仕事に自信をなくし、ヤケになっていた。
実結の部屋に泊めてもらうことになったひかりは、テレビで正純の様子を見て心配になる。実結に背中を押され、正純と向き合おうとするひかり。しかし、またしても、ひかりを絶望させる出来事が起こり…。

すべての出典:ntv

注目の第7話予告動画はこちら

第6話 感想

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今回も、ふがいない様子を見せた正純だったが、正純は正純で、ひかりと人生を共にしようという気持ちが固まってきている様子が見受けられた。しかし、その意思が固くなる前に事態は進行していく。そういった場面では同情の気持ちも湧く。

しかし、人生においての大切な決断というのは、即決できなければ結局のところ、決断とはいえないのかもしれない。本当に大切なことは実はみんなその場面で心のなかに選んだ答えを持っているのだ。

ひかりには迷いがなかった。すべては正純にとって良いように。考え方や行動の軸が固まっているから迷う必要がないのだ。「この行動は正純のためになるかどうか」それだけが全てだ。

ただ、ひかりは間違いを犯している。自分を押し殺して、相手を幸せにしたとしても、相手は喜ばないということ。正純にも気持ちがあるということ。こころを通い合わせることによって得られる幸せをまだひかりは知らないのである。

 

更なる謎が明かされる今後

第5話(2/11放送)済み
「私は子供から逃げ、放置して殺してしまった殺人者です。

第6話(2/18放送)済み
「イヤホンから流れていた音はニュースライフの正純の言葉でした」

第7話(2/25放送)
「私と一緒に居ない方が正純さんは幸せなんです」

第8話(3/4放送)
「○○だから”森のくまさん”を口ずさんでいました」

ドラマが始まった当初、脚本家・遊川和彦は『究極のラブストーリー』と言っていた。6話の放映を終えて、いよいよ、ひかりの正純に対する純粋な思いが表に現れてきた。更に今後のストーリー展開に期待感が募る。

 

これまでの視聴率

第1話:14.4%

第2話:15.2 %

第3話:13.9 %

第4話:15.2 %

第5話:14.7 %

第6話:13.3 %

 - ◯◯妻, エンタメ系, ネットで話題

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