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インフルエンザ2015年は大人の症状で熱出ずとも感染している怖れ

      2015/01/01

すでに2015年のインフルエンザは始まっている

風邪

インフルエンザの流行が拡大している。2014年12月12日午前、最新のデータが発表され、流行が宣言されて以来、患者の数は前の週から大幅に増加し、全国で約16万人に達することがわかった。 国立感染症研究所によると、今月7日までの1週間で報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり平均3.49人で、全国で推計16万人に上り、前の週の10万人から大幅に増えた。

また、44の都道府県でも大幅に増えていて、特に首都圏や東北地方で感染が広がってきている。子供の発症数が多いのは、親が子供の異変を察知していち早く病院に連れて行くからだと思われるが、大人は我慢しがちであったり、気づくのが遅れるなど、実は潜在的な流行がかなり増えていることが推測される。

 

定点医療機関あたり患者報告数の推移  2014年12月7日(第49週)まで

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年齢別では10代前半が最も多く、検出されたウイルスの9割は「A香港型」A香港型は高齢者などで重症化しやすく、注意が必要。厚生労働省は、マスクの着用や手洗いの徹底などを呼び掛けている。   今年の流行は「A香港型」【H1N1】と言われている。A香港型のインフルエンザはワクチンが効きにくいと言われており、医療関係者は注意を呼び掛けている。 インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染と、接触感染の2種類。

 

飛沫感染とは…… 感染した人から咳やくしゃみ、会話などでインフルエンザウイルスを含んだ飛沫が飛び散りそれを健康な人が口や鼻から吸い込むことによってウイルスが体内に入り込み体内で増殖することによって発症すること 接触感染とは…… 感染した人の咳、くしゃみ、鼻水などがついた手でドアノブやスイッチ、手すりなどに触れ、その後同じ箇所に別の人が触れることで間接的にウイルスに感染すること。

 

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「かかったかな?」と思ったら、確認すべきチェック事項

インフルエンザの潜伏期間は1周間から10日。この潜伏期間には熱もなく、割合い元気でいられるため、本人が気づかないまま他の人へウィルスを感染させてしまい、短期間での拡大に繋がっている。そして特徴である高熱と寒気・倦怠感が前触れナシに襲ってくるのだ。

今年の流行は、”A香港型(A/H3N2亜型)”

A香港型(A/H3N2亜型)インフルエンザウイルスに感染して発症すると以下のような症状が現れる。

「A香港型」【H3N2】の症状

●38℃を越える高熱がある ●寒気・震え ●倦怠感 ●関節痛・筋肉痛 ●頭痛 ●喉の痛み ●咳(起こらない場合もあり) ●鼻水 ●くしゃみ
出典: インフルエンザの症状の特徴 | 健康メモ

 

早く治すために必要な対策

1. 熱が出たらできるだけ早く医療機関を受診する。  2. 十分に睡眠をとって休養する。(ガマンしない) 3. お茶などの水分を多めにとる。  4. 消化がよく、栄養のある食事をとる。  5. 「インフルエンザかも?」と感じたらすぐにマスクをし、他の人にうつさない努力をする。  6. 熱が下がってもウイルスは体内に残っているため、一週間は安静にする。 厚生省インフルエンザ予防動画 出典:新型インフルエンザから身を守る知っておきたい感染予防策

家族が発症したときには。

・こまめな手洗い    こまめな手洗いをすることが重要。特に感染した家族と接触した後はすぐに手洗いを。指と指の間、爪、手の甲、手首など洗い残しのないようしっかりと洗うことが大切である。

マスクをつける  家の中でもなるべくマスクを付けてガードした方が良い。マスクの内側にはなるべく触れず、マスク自体がウィルスが蔓延しないよう注意する。

なるべく顔に触れない。    感染した家族と接触した際に、ウィルスが自分の手に付いている可能性があるので、顔に触れる場合は手洗いをしてから触れるよう心がけること。

・部屋の湿度を保つ 加湿器などを使用し、室内が乾燥しないようにする。枕元に濡らしたタオルを干しておくのも効果的だ。(濡らす場合は気化しやすくするためにお水ではなくお湯で湿らせる方がおすすめ。)

規則正しい生活  健康への基本ともなるが、疲労、睡眠不足は免疫力を著しく下げる。規則正しい睡眠や食生活をこころがけ、家族から感染する確率を減らす努力をすることをお勧めする。

2015年のインフルエンザ対策 まとめ

1.まずは予防

人混みに出る際には、なるべくマスクを装着する。 こまめに手洗い・うがいをする。 手洗いをしていない状態で、顔を触らない。 加湿器などを使用し、室内が乾燥しないようにする。 免疫を高める食生活・規則正しい生活を心がける。 自分の身体の変調にアンテナを立てておく。

2.感染したかも?と思ったら、早めの対応を。

すぐにマスクを常用する。 すぐに病院へ行く。(事前に電話連絡をしておくとベター) 手洗いをこまめにする。 なるべく家族と直接触れ合わないようにする。   3.完全にインフルエンザであることが確定したら。 なるべく家族から隔離する。 洗濯物は分けて洗濯する。 感染した家族も感染していない家族も、なるべくマスクをする。   とは言え、一番は感染しないことなので、予防接種を受けておくのが肝要である。

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