セカンドラブ最終回は来週。視聴率第6話感想と最終話あらすじ
2015/03/17
最終回まで残り1話
2015年3月13日(金)テレビ朝日系で放映の金曜ナイトドラマ『セカンド・ラブ』第6回は、お互いの気持ちを押し付けてしまうばかりの展開に。
第6話あらすじ
届かない結唯の想い
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ロンドンに経って5日、慶(亀梨和也)は、一度も結唯(深田恭子)の電話に出ようとしなかった。ますます不安が募る結唯。慶へメッセージを送るも、全て「仕事中」という単語でしか返信はなかった。
自分に興味がなくなったのではないか、自分が嫌われてしまったのではないか、という焦りから、結唯は更に慶を追う行動に出てしまう。
どこの屋根で寝るか
「同じ屋根の下で寝ること、それが男と女の鉄則」という先輩女性教師の言葉に、自分の不安が間違っていないことを確信した結唯は、慶の帰国日を知りたくて、ケイオフィスに電話する。野口綾子(早見あかり)が応対し、慶の帰りの便を、渋々と言った表情だったが、教えてくれた。
しかし、教えてもらった帰国日よりも1日早く慶は帰国する。しかし、仕事のことや未来のことで頭がいっぱいだった慶は、結唯の待つアパートへは帰らず、事務所に泊まる。
翌日、本来の帰国日に事務所へ電話をした結唯。その電話に、慶本人が出て、昨日帰国していたことを知る。
その慶に対し、問いを重ねてしまう結唯。「なぜ、家に帰ってこなかったの?」「どこに泊まったの?」「私のことが嫌いになったの?」「私のことが邪魔になったの?」
そういう結唯の態度に重さを感じる慶。自分がこれから羽ばたこうとするには余計な重さと感じられたのだ。
そっけなく、しばらく帰らないと言って切ってしまう慶の態度に、更に不安になった結唯は、会えば落ち着くと思い、ケイオフィスを訪ねる。
しかし、慶は不在で、マネージャーの綾子と外出していた。それもまた不安を募らる材料である。
事務所にいた人に慶との関係を尋ねられて、答えられなかった結唯。「自分に自信がないのか」と、自問自答してしまう。
高柳との再会
結唯が高柳太郎(生瀬勝久)と不倫していた頃に使っていた中華料理屋で、ひとり夕食を食べている結唯。そこへひとりご飯をしに来た高柳と再会してしまう。
「地に足がついたリアルな人間(結唯)に、うつろな世界の人間(慶)の気持ちはわからない。相手も理解してほしいと思ってるかどうかはわからないしね。」と、結唯の不安を大きくして自分へ関心を向けたい高柳。
気持ちが弱っている結唯を見て、高柳がホテルに誘った。一瞬、付いていこうと迷いを見せたが、結唯は「やっぱり帰ります」と言って、走り逃げる。
慶の帰宅
一方、慶は結唯の態度や言葉が重く感じられ、家に帰ることを躊躇していた。今日も帰りたくないという慶に綾子が慶の宿泊用にホテルを用意した。
一旦、ホテルにチェックインしたものの、結唯が気になった慶はアパートへ戻り、話し合おうとする。
「話しがある。寂しい思いさせてごめん」それに対し、「もういい。帰ってきてくれたから。」目を合わさず、何事もないような顔で、慶のためのビールを用意する結唯。不安を押し隠そうとしている。
しかし、それには手を付けず、話し始める慶。自分の理想の姿。海外ツアーで、1年間日本を離れることを告げる。
その言葉から別れを予感した結唯は不安そうな表情に変わる。
「しかし、結唯のおかげで、新しい道が開けたこと、全ての始まりが結唯にあったことを理解して欲しい。俺は行きたいんだ。一緒に行かないか?先生の仕事を捨てて、お母さんを捨てて、一緒に行かないか。これが俺の愛情だし、俺のプロポーズ。結婚は今はまだ考えられない。でも俺にとってプロポーズと同じだから。」
一気に伝えられた慶の想いだが、結唯はすぐには理解出来なかった。
結唯の答えを聞く前に、「考えといて」と、そのまま事務所に戻ってしまう慶。
『私はここに帰ってきて欲しいだけなのに』
『すぐに”行く”と言わないんだ』
ますます気持ちにすれ違いが大きくなっっていった。
生徒の告白
女生徒にからかわれる結唯。「西ブーなんて男心なんかわからないよね」という言葉に対し「人というものは基本わかりあえないものなの」と答える結唯。
その言葉に、竹内そら(小芝風花)が反応する。
結唯に告白してしまった竹内。しかし、気持ちには答えられないとキッパリ断る結唯。竹内も納得した様子で去っていった。
母の手のひら返し
テレビで慶の特集をしているのを観て、慶を少しだけ見なおした母・真理子(麻生祐未)がアパートを訪ねてくる。
自分が夫の浮気で精神的に壊れてしまったことと、結唯が慶の才能に振り回されて壊れてしまうのではないかと心配していた。
『壊れない。もう決めたから。』
結唯がケイオフィスのロビーで慶を待ち構えていた。慶の誘いを断る為に。
結唯を見つけた慶は、2人のアパートではなく、宿泊先のホテルへ結唯を案内する。
世界ツアーに誘ってもらえて嬉しかったこと、その上での2人の生活が想像もつかなかったこと、そして、その中に自分の求める幸せが見つからなかったことを告げる。
「私、死ぬほど好きだけど、ほんとに好きだけど、そのツアーには付いていかない。ついて行っても、こころが付いていかないと思うの。小さなしあわせの積み重ね、普通の幸せが欲しいの。そういう慶くんと普通の暮らしがしたかった。」
慶の求める幸せと結唯の求める幸せがズレてしまっていることを告げ、今までの2人の時間についての感謝を伝える。
そして、自分も慶に語れる夢を持ちたいことを伝え、結唯はホテルを去ろうとする。
その結唯を抱き寄せ、無理やり身体を重ねようとする慶。涙を流しながらもそれを受け入れる結唯。
そして翌朝、結唯は去っていった。「さよなら」の言葉を残して。
「次に彼女と会ったのは、1年後の春だった。」
そして次週、いよいよ怒涛の最終回となる。
相関図
最終回 あらすじネタバレ
結唯から別れを告げられて1年。ダンスカンパニーの世界ツアーで大成功を収め、日本に帰国した慶は、強い後悔の念に駆られていた。あの日、なぜもっと強引に、結唯を世界ツアーに同行させなかったのだろう・・・。
この1年、慶はどこにいても結唯を想い、その姿を探していた。それほど、彼女の存在は日に日に大きくなっていったのだ。
結唯に会いたい・・・。もう一度、2人で一緒に生きたい・・。帰国後ますます募る想いを胸に、慶は結唯が勤務していた高校へ向かいが、彼女はすでに退職。結唯の元不倫相手である教師・高柳から連絡先を聞き出そうと食い下がるも、取り合ってもらえない。
それでも諦めきれない慶は、結唯の母・真理子を訪問。ある偶発的な出来事を経て、ようやく結唯と再会を果たす。ところが、新たな場所で自分の道を歩み始めていた結唯は、慶を受け入れようとはせず・・・
失った愛を取り戻そうと、もがき続ける慶。失った愛を振り返らず、前へ進もうとする結唯。身を焦がすような激愛の果てに2人を待っていたのは、”運命のいたずら”とも言うべき未来だった。
出典:テレビ朝日
第6話 感想
亀梨の無表情が効果的
いやいやいや、慶はどれだけ王様なんだ、と。
自分がこの理想を追い始めた理由を「結唯のおかげ、結唯が全ての始まり」と言って、まず、理想を追うことが結唯のせいであるということを印象づけた上で、そこに文句を言われないようにし、
自分が理想を追うことに対し、承認と、全てを捨てて自分に連れ従うことを要求する。結唯が欲しがっている結婚に必要なプロポーズという言葉を使って、結唯の心を揺さぶる、素晴らしいワガママっぷり。結唯自体も、女子にありがちな自分の欲しい幸せだけを要求する。
結唯「私はここに帰ってきて欲しいだけなのに」
慶「すぐに”行く”って言わないんだ」
この言葉を聞いても、お互いが自分の要求しか見ていないこと、それに相手が応えないことに対する不満が募っていることを表している。相手を見ていないのだから、分かり合うことなど、到底無理だと思われる。
そんな中、自分が「壊れない」為に、慶との別れを決意する結唯。ここでもやはり見ているのは自分の気持ちだけだ。
ドラマとしては展開が早く、見ている側の感情移入はなかなか難しいが、現実にもありがちな感情の流れに、やはりリアルさを感じる人も多いだろう。
最終話では、慶が結唯を追う展開になる様だが、そこまでの執着を持つのは果たして愛情だろうか。幼い独占欲にも思えるのだが、どうだろうか。
第6話の視聴率は
7.4%
第1話の視聴率: 8.2%
第2話の視聴率: 7.4%
第3話の視聴率: 6.3%
第4話の視聴率: 7.3%
第5話の視聴率: 7.1%
第6話の視聴率: 7.4%
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