セカンドラブの視聴率、第4話の感想と第5話あらすじ相関図
2015/03/05
慶の新たな才能。
2015年2月27日(金)テレビ朝日系で放映の金曜ナイトドラマ『セカンド・ラブ』第4回は、あちこちで気持ちに捻れが発生していく。
母の執着
慶(亀梨和也)の元へ押しかけた結唯(深田恭子)の母親・真理子(麻生祐未)。慶が結唯に見合う男かどうかを値踏みしに来たのだ。しかし本音では別れる様、説得しに来たのだ。しかし、自分の都合の良い様に誤解を重ね『他に何人も女がいて、結婚する気のない不誠実な男』慶をかばんで殴って立ち去ってしまう。
結唯を失った真理子は、それまで作り続けたご飯を作ることもやめてしまった。自分のためには行動できない主婦の典型的な姿である。ボーっと見つめるその視線の先は、暗く捻れていっている様に見える。
不倫について
高柳(生瀬勝久)と結唯の不倫疑惑が学校中の騒ぎとなる。しかし、職員室では高柳が毅然とした態度で、否定し、生徒の前では、結唯が慶の存在を明かして、否定した。これで不倫騒動は終着すると思われたのだが・・・。
高柳の妻
高柳の表情から、その変化に気がつき始めた気配の妻だったが、とうとう具体的な行動に出た。長男の東大合格発表日、無事合格が決まると、その日の夜に、妻・里子(片岡礼子)から、離婚を切り出される。
二人の子どもたちはすでに実家へ行かせてあり、荷物もあらかた片付けられていた。長い間、辛抱してきて、この節目にしようと計画していたのだった。「もうずっと、あなたの気持ちは私にはなかった。自分の胸に聞いてください。もううんざりなんです!」不倫は終わっていても、今までに蒔いた悪い種が今になって収穫の時期を迎えたのだ。
慶の気持ち
初めての通訳の仕事で、ライバルの一ノ瀬のダンスをみた慶は、嫉妬を超える感動を覚えてしまった。そしてそれは、目指した夢『ダンサー平慶』の終わりであることも、自分でわかってしまった。そして、慶は通訳としてサポートに徹することを決心するのだが。。。
ダンサーとしての岐路
そして東京公演当日、一ノ瀬が会場に向かう途中で左肘を怪我してしまう。「中途半端なダンスはできない」と舞台にたつことを頑なに拒む。フォルトナーが慶に言う。「慶、代役に立つか?」しかし、慶は「一ノ瀬が舞台に立つのがベストだ」と断り、怪我をカバーする振り付け・演出に自分が変更することを申し出る。
そして、慶の振り付けによる舞台が始まった。その世界観に観客は惹きこまれ、舞台は大成功に終わる。フォルトナーも慶に握手を求め、その実力を認めたようだ。
この日から、慶の生活は一変した。フォルトナーの東京公演を救った「振付師」として注目されるようになったのだ。CMの振り付けもこなし、その振りは子どもたちに真似をされる程に。そして、慶自身もダンサーとして出演依頼もされていく。
「俺の才能と結唯に乾杯」
慶に振付師=コレオグラファーとして初めてのギャラが出た。慶はドンペリを買って帰り、ふたりでささやかなお祝いをしている。世界は二人だけで閉じていて、自分たちの幸せをかみしめていた。高柳と母・真理子の気持ちがそれぞれ捻れていっていることにも気づかず・・・
次週、ふたりの熱愛が壊れていく。
相関図
第4話 あらすじネタバレ
コンテンポラリーダンサーとしての才能に限界を感じた矢先、振付師として脚光を浴びるようになった慶(亀梨和也)。
多忙な日々の中、新たなステージで再び世界を目指そうと燃え始めた彼は、がむしゃらに仕事へ没頭していく。愛する慶の成功を心から喜ぶ結唯(深田恭子)。だが同時に、慶の存在を遠く感じるようにもなっていく。そんな折、結唯の元不倫相手・高柳(生瀬勝久)は、妻・里子(片岡礼子)から離婚話を切りだされていた。結唯を失った上に、突如訪れた家庭を失う危機・・・。精神的に追い詰められ、結唯への執着心が膨らんだ高柳は、とんでもない行動に出てしまう。
大きな目標に向かって走りだした慶。そして、これといった目標もないまま、慶との関係に不安を募らせていく結唯。愛しあいながらも、2人の心は遂に決定的なすれ違いの瞬間を迎えてしまう。
出典:テレビ朝日
第4話 感想
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今回、3話よりも確実に2人のそういったシーンは少なくなっていた。ストーリー展開も駆け足で状況説明をしていっている印象で、2人の気持ちの変化がまるで棒読みのシーン配分となっている。
ただ、第1話~第3話では、何か他に伝えたい大事なことがあって、その為に駆け抜けたのかとも捉えていたのだが、4話でこの状態。一体、どこに主眼を置いて見ていけばよいのか、視聴者は迷ってしまうだろう。
やはり、深夜帯のドラマだからだろうか。普段、ゴールデンタイムの丁寧に作りこまれたドラマを見ているせいだろうか、なぜそんなに展開を急いでいるのかが、理解に苦しむ所だ。もしかすると、セカンドラブは2月から放送が始まって、放映回数が他のドラマよりも少ないため、最終回に向けて、内容を詰め込んでいるのかもしれない。
または、視聴率によっては、放映回数が激減する場合もある。同じテレビ朝日系のドラマ「出入禁止の女 ~事件記者 クロガネ~」は、観月ありさ主演の新シリーズとして期待されていたがゴールデンタイムの放映でありながら、視聴率が低迷。2月第3週の第6話で打ち切り終了になってしまった。
さて、前評判で期待されていた濡れ場のシーンも期待値を下回り、男性視聴者がガッカリし、棒読みの気持ちに女性視聴者は共感できず、展開としてもありがちなものになってきた。この先の立て直しに期待したい。
第4話の視聴率は
7.3 %
第1話の視聴率: 8.2%
第2話の視聴率: 7.4%
第3話の視聴率: 6.3%
第4話の視聴率: 7.3%
第4話では少し盛り返したが・・・今回で離れる人も多そうな予感がする。
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